SR+FS

 第5回目、最終回です。ここでは第2回目の特殊造船新規で作成した公用戦列艦を元に、SRの流れを説明したいと思います。

      上記のは、作成に当たって、依頼者の方と相談して希望された点です。
      依頼者の希望を出来る限り、達成を目標に作っていきたいと思います。

1、素材船(フランダースガレーG2)を2隻作成します。

1、まずは、素材の船(合成の際の素材となって消えてしまう船)から作成します。
 ちょっと上の画像は不親切ですが、まず最初に、アムステルダムの造船所で、店売りのフランダースガレー(G0)を2隻以上購入します。
 次に、船大工に話しかけて、「シップリビルド」のアイコンを選択。今購入したばかりのフランダースガレーををSRします。成功すると、画像の様に、G1のフランダースガレーが完成します。それを繰り返し、G1のフランダースガレーを2隻作って、再度SRして、G2のフランダースガレーを合計で2隻作成します

 何故、フランダースガレーの素材船を2隻作るのか?
それは、フランダースガレーが大型の戦闘艦という型式の船で一番SRの代金が安いからです。上の画像を見ると、費用が4,1Mになっているのが確認できると思います。これを例えばリスボンで同じ型式の船で行おうとすると重キャラックになり、SRの費用は6Mになります。船の代金も上がりますので、2隻のG2を作るだけで、数十Mというお金が変わってくるからです。
 また、それだけお金をかけたとしても、必ず成功するわけでなく、むしろ失敗のが確率的には高いのです。失敗=同じのを再作成となります。その積み重ねがSRはお金がかかる原因でもあるのです。
 参考までに今回、2隻のG2フランダースガレーを作成するのに123Mかかっています。
(今回のSRにおける船型式の目標は「戦闘艦」ですので、途中で変更しないように素材船も全て戦闘艦の素材船を利用します。)

2、水密隔壁をもった素材船を作成します。

1、続いてSRのG1のGボーナスの際に、スキルを継承する船を作成します。
いきなり完成図で申し訳ないのですが、今回は広船を使わせて頂きました。「水密隔壁」がOPスキルで付く大型船なら何でも良いのですが、東アジアで店売りで買えるので、この船に。
 なお、「水密隔壁」は「防舷綱」と「船体隔壁板」が必要なのですが、「船体隔壁板」は「東アジア造船技法書」を2枚使用して作れる船素材ですので、結構お鐘がかかる船素材です。
このスキルをつけた船を作成するのに、約70Mほどかかっています。

3、SR G0→G1

1、いよいよメインのSRに入っていきます。
 最初に大本の戦列艦を選択します。続いて、素材となる船を選択して、次に進むと上の画像が表示されます。画像の上部に戦列艦、下部に素材船、そしてその下のピンクの枠の%表示が、今回のSRの成功率を表示しています。
まだ、大型全体設計図を使用したりして、グレード経験値を上げていない状態ですが、成功率はなんと29%。これでは殆ど成功せず、70Mかけた素材船が無駄になってしまいそうです。

2、さて、画像を5枚並べてしまいました。これは、大型全体設計図を1枚ずつ増やしていく毎に、どれだけ成功率が上がっているのかを表しています。見て頂ければわかると思いますが、大型全体設計図を1枚入れるごとにSR成功率が12~13%ずつ加算されていっています。最後のグレード経験値がMAXの状態では、なんと93%という高い成功率になっています。
 これを更に100%にする方法もあるのですが、今回はこれで進めてしまうことにしました。
 Gボーナスの選択画面で、間違えずにスキル継承(水密隔壁)を選択して、進めます。

3、G1成功。
 見事にSRに成功しまして、G1になりました。無事に戦列艦に「水密隔壁」も継承されています。

4、SR G1→G2

1、続いて、G1→G2になるのですが、またまた完成の画像から。
省き過ぎで申し訳ない感もあるのですが、カットできるところはカットします。
さて、今回の画像で注目して欲しいのは2点です。
 1つ目は、G0→G1の時はどちらも、G0同士を掛け合わせしました。今回は、大本の船よりもGランクが高い素材船を用意して、SRをしています。どちらも設計図を使っていませんが、最初から非常に高い成功率になっているのが確認できると思います。
 続いて2つ目は、素材船の強化回数です。一番最初に作った、2隻のフランダースガレーなのですが、強化をまったくしていない船と、5回分FS強化をした船では、成功率が12%も変わってきているところです。強化代や船の素材、緊急紙代と色々とかかってしまいますが、失敗して素材船を作り直すよりは被害は少ないと考えます。
 素材船のがGが高いと成功率が上がること、強化回数の多い惣菜船は成功率が上がること、この2点を覚えておいて下さい。(なお、強化回数が成功率に反映するのは、強化回数2回目以降から)

5、SR G2→G3

さて、いよいよG3に挑戦です。下に6つの画像がありますので、見比べてみて下さい。

1、さて、画像を6枚並べてしまいました。
今回も、大型全体設計図を5~10枚ずつ増やしていく毎に、どれだけ成功率が上がっているのかを表しています。G2になると、大型全体設計図を1枚入れても、成功率が1%しか増えていないのが確認できます。非常に大量の大型全体設計図を使用します。(それだけお金がかかってるということです)

2、そして、見事に失敗しました・・。
悔しいので画像は作りませんでした。これで、G2のフランダースガレーがなくなってしまい、新たにもう1隻素材船を作成しないといけなくなってしまいました。(失敗時に少しG経験値が増えています)

3、私はポルトガル国籍なので、造船強化は常にリスボンで行っています。ので、アムステルダムまで行かずにあえて、リスボンで重キャラックを作成してみる事にしました。

4、新しい2つの画像と、1つ前に戻った画像を見比べて下さい。成功率が若干変わっています。
 重キャラックは、フランダースガレーと違って、OPスキルを付けやすい船ですので、OPスキルをつけたところ、若干ですが成功率が上がっています。そして、強化回数が合計6回出来ますので、5回と6回で比較したところ、こちらもさらに少しではありますが、成功率が加算されています。さあ、これでリベンジです(Gボーナスは加速強化に合わせました。画像はミスです)。
(なお、重キャラックG2、強化6回分の素材船を作成で約110Mかかっています)
(もう一つ、設計図が46枚になっていますが、設計図を加えたのでなく、SR失敗時にG経験値が加算され、46枚前後の最大G経験値になったと思われたので、この様に表記させて頂きました。お間違いないようお願い致します。)

5、2回目で無事に完成。G3です~♪
無事に加速強化も付きましたし、船型式も「戦闘艦」になっています。

           6、G3になった際の強化数値です。

6、特殊造船強化(FS造船強化)+専用艦建造 そして完成へ

続いて、FS強化、そして専用艦スキルの付与と続きます。

1、またまた画像を6枚並べてしまいました。
 以前の商クリのFS強化と違って、途中の強化の画像も作ってのご紹介です。対波11を確実に確保したかったので、2回目、3回目と早い段階に渡し綱、提督居室を入れてあります。3回目の強化で旋回が中間値+1の成功が出たので、トータルでは中間値の船になっています。ただ、耐久は夜戦惣菜を入れてしまったので、250に届いていません。(その点は本当に申し訳ない)
 今後、依頼者様の海事レベルが上がり、再強化をするとなると、1回強化ロープを入れれば、耐久最大、横帆もほぼ最高、+旋回or対波UPは狙える余地も含めて作成できたのは良かったと思います。

6、補足1

 SRによって、良い船が作れることは分かって頂けたかと思います。
では、そういった高性能な船を作るのに、実際にはどれぐらいかかったのかをズバリ公表したいと思います。それが上の図です。通常のFS強化と専用艦スキルだけで約300Mとなっていますが、これは夜戦金属惣菜が100M換算で入ってるので、また、公用船体作成の重装がたまたま在庫がなく、1個50Mという高額のを使用したのも高くなってしまった理由なのです。それを引けば200Mかからない計算であり、1隻のSRをするだけに設計図を多く使用していますが、
約1Gかかってしまった計算です。


ここから、少し私見で語らせて頂きますが、これはハッキリ言えばかかり過ぎです。あえて、皆様に詳しくデータを見せたかった面もあり、大型全体設計図を50枚も使用していますが、通常はその半分です。いえ、半分でしたが正解です。既に私は自分用、依頼等で既にG3のリビルドは30隻を越えて作成しています。その過程で思ったのですが、2013年7月に入ってから、極めて成功率が落ちたと感じています。具体的には、成功率が表記されていますが、その確率はまったく信用できない数字です。体感ではありますが、表記された成功率-20%近いのが実際の成功率なのではないでしょうか?
 6月までは、素材船のG2を一隻作るのに、今の半分程度の費用で作れていました。が、現在素材船をG2にするのも正直いくらかかるのか不透明です。成功率70%台も10連続で失敗も普通に起こりうるのです。G0→G1の成功率の説明で、93%なんで、進めましたと記載がありましたが、別の船では、2連続で失敗しています。
 よって、今回の方法は非常に安全マージンを多く取った方法であることを承知しておいて貰えればと思います。
6月ごろには、同様のG3を作るのに、設計図24枚+120MでG3を作った例も数件あるのです。勿論運が良かったのでしょうが、出来る範囲で成功率を高めて失敗を無くすようにするのが、トータルでは費用が抑えられるのでは? と現時点でのSRについて考えています。

6、補足2

2、一つ上で、出来る限り成功率を上げた方がいいのでは? と御案内させて頂きました。では、
他に、どうやれば成功率を上げれるのか? その方法を紹介しておきたいと思います。

1、素材船をG3にする

 G3の船を作成しようとしているのに、別にG3の船を作成し、そして、合成で消えてしまうというのは何だかおかしなお話なのですが、既に4、G1→G2のところで紹介をしていますが、その効果は絶大です。G2×G3、異種同士、G経験値0でも、最初から成功率は65%近い数字を期待できます。これに素材船を強化して、不足分を設計図で補えば、100%に近い数字を出せるかもしれません。ただ、1つ前で御案内しましたが、SRの成功率の低さの問題があり、下手をすると、素材船G3を作る過程で数百Mかかってしまうケースも否定できません。確実性は格段に上げる方法ですが、その分出費も大きくなってしまう方法です。

2、素材船を同種にする

 今回作った船は、戦列艦でした。素材船は、フランダースガレーや重キャラックでしたが、これを同じ戦列艦にすると、成功率がUPします。同種と異種の成功率を比較しますと、Gランクによって違いますが、G2→G3の時では約14%成功率がUPします。上の素材船をG3にするよりは、簡単かもしれませんが、その分効果も抑え気味です。ただ、この方法はどの船をSRするのかによって、大きく費用が変わります。戦列艦のように、店売りでない船ですと作成に緊急紙を使用しますので、その緊急紙代がかかります。またSR費用も1回16,7Mと高額で失敗が続くと大きな費用になってしまいます。
 加えて、今回は船型式が「戦闘艦」でずっと同じでした。がGボーナスを耐久強化を考えて、船型式を「探検船」に変更となると、この素材船の船型式も変更しなければいけません。そこでまたSRが嵩み、トータルの費用が増えてしまう可能性もあるのです。

3、操船熟練度を上げる

 素材船の操船熟練度を上げると、約5%、成功率がUPするそうです。大きな上げ幅ではありませんが、今までの方法と比較して費用的には随分と抑えて行うことが可能かもしれません。ただ、G2の船の操船熟練度MAXって下手すると210な訳で、相当時間はかかります。(素材船にOPスキルを多くつけていないと更に・・)

4、再強化とスキルを増やす

 5、の3で重キャラックにて、スキルが増えたケースと、強化回数の違いによる成功率は既に紹介しています。これをさらに上げる方法で、大型キャラックや重キャラックは再強化によって、強化回数を9回まで増やすことが可能です。また、OPスキルも、どちらも3種以上ありますので、G1グレードボーナスでスキル枠+1をチョイスし、OPスキルを3つにすれば、微々たるものですが、成功率をUPさせる事が可能です。

 以上、成功率を上げる方法を幾つか紹介させてもらった。色々と方法はあるので、自分にあった方法をチョイスし、少ない予算でG3完成を目指してもらいたいと思います。

7、最後に・・

 当初、全3回で終わらせる予定だった造船の紹介が合計5回になってしまいました。それでも、もっと書ける内容はあるのだから、非常に奥深く楽しいのが造船というシステムだと思います。
 以前に比べれば、造船スキルの修行はかなり楽になり(お金はかかるが)、造船を楽しめるユーザーは増えてきたとは思われる、だが今回登場したSRはその範囲を越えており、かかる費用でなく、造船スキルをカンストしていなければ、行えないような(一応艦隊支援可能だが、今の工程を全て支援してくれるお人好しはいないと思う)仕様は、果たして良かったのか、疑問が尽きない。
 ただ、このSRを経て出来た船は間違いなく、あなたの1つの財産となりうる存在になると思う。
ハードルはかなり高いのだが、出来ることなら、一人でも多くのユーザーが、自らの手で、そういった船を手にして、航海をしてもられればと思う。今回のこの記事がその一つの助けになれば幸いです。